オーエムコントローラーの特長
これを加えるだけで通常のシステムが風量自動制御システムに変身!!
オーエムコントローラーは、各種システムの風量自動制御装置です。
風量測定器(風量計)「オーメータ」、ブロワの「インバーター」あるいは「自動ダンパー」と組み合わせて、システムを流れる風量が設定値となるように、自動制御を行います。
一般のシステムに、「オーメータユニット」と「オーエムコントローラー」を追加するだけで、簡単に、安価に、高性能な風量制御システムに変身させることができます。
- 一般のシステムにオーメータユニットとオーエムコントローラーを加えるだけで自動(PID)制御システムが完成
- 風量が設定値に自動コントロールされます
- 設定値の入力が簡単にできます
- 装置の大型・小型に関係なく、同じオーエムコントローラーで対応可能です
- 簡単に設置できます
- 安価です
- 既存・新規システムに対応可能
- AT(オートチューニング)機能により最適なファクターの設定が自動的に行われます。
- なめらかな立ち上がりと安定した制御
- 風量が安定、製品品質の向上、作業性の向上が図れます。
オーエムコントローラーはAT(オートチューニング)機構を備えており、自動的に最適なPIDファクターが設定されます。
その結果、運転開始より短時間にスムーズに設定値に到達、その後も外乱に対して最適な対応が行われ、風量が常に設定値に維持されます。
フィードバック制御系
インバーターを用いたフィードバック制御系

自動ダンパーを用いたフィードバック制御系

風量制御の原理
風量検出器「オーメータ」、風量制御装置「オーエムコントローラー」、風量設定用「インバーター」あるいは「自動ダンパー」により風量制御系が構成されます。
「オーメータ」は風量に対応した微差圧を出力します。
「オーエムコントローラー」は入力した微差圧を風量換算して盤面の表示器に風量を表示します。その風量値と設定値を比較し、偏差に応じて「インバーター」あるいは「自動ダンパー」へアナログ電流値を出力します。
「インバーター」あるいは「自動ダンパー」はアナログ電流値に見合った風量になるように「周波数」あるいは「開度」を調節します。
このフィードバック制御の結果、システムを流れる風量が自動制御され、設定値において、安定した運転が行われます。